輸入食品(回答)

Q:4-1.輸入食品は安全なのですか?
A:食品衛生法に違反する食品が輸入されないよう取り組んでいます。

輸入食品については、輸入者に対し、その都度、国への届出を義務付けています。この届出について、食品衛生法に適合するものであるかを審査するとともに、違反の可能性に応じたモニタリング検査や検査命令等を実施しています。
検疫所では、多種多様な輸入食品を幅広く監視して、食品ごとのリスクの状況を把握するため、モニタリング検査を実施しています。この検査は、食品衛生法違反を一定の確率で把握できるよう、統計学的な考え方に基づいて年間計画を定めて実施しています。モニタリング検査での違反は、回収等の措置がとられます。
また、モニタリング検査の結果、法違反の可能性が高いと判断される食品については、輸入の都度、全ロット検査を行うよう輸入業者に命じ(検査命令)、食品衛生法に違反する食品が輸入されないよう取り組んでいます。検査命令での法違反は、廃棄、積戻し等の措置がとられます。

税関を通過し、流通している食品についても、各都道府県等でさらに検査を行い、輸入食品の安全性確保に努めています。

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Q:4-2.「中国から輸入される食品は危険」という記事を見ましたが、本当なのでしょうか?
A:食品衛生法の観点からは、「中国から輸入される食品は危険」とはいえません。

厚生労働省は、毎年、「輸入食品監視統計」を公表しています。
「平成30年度 輸入食品監視統計」によれば、輸入件数の多い上位5カ国の違反件数は、中国が179件、次いで米国133件、タイ53件、フランス32件、韓国25件であり、中国が一番多くなっています。
しかし、検査件数に対する違反率をみると、米国0.70%、タイ0.44%、韓国0.40%、フランス0.27%、中国0.23%であり、むしろ中国の違反率は他国と比較して低いのが現状です。
さらに、輸入件数に対する検査率は、米国8.34%、タイ7.28%に対して、中国は9.43%と高く、中国から輸入される食品は厳しい監視が行われています。
以上から、食品衛生法の観点からは、「中国から輸入される食品は危険」とはいえません。

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