ごあいさつ

コープクルコ理事長

コープクルコ理事長
山口 栄

第3回通常総代会によせて

日ごろより組合員の皆さまには生活協同組合コープクルコの活動と事業にご理解とご利用をいただき誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

2019年度が無事終了し、第3回の通常総代会を開催することとなりました。このことは組合員の皆さまからコープクルコの活動と事業に高いご支持をいただいた賜物であり、また多くのお取引先の皆さまのご協力のおかげだと考えております。本当にありがとうございます。1年間の事業活動や組合員活動、または社会貢献活動などの実績や成果を組合員の皆さまから評価をしていただき、そして昨年度の様々な活動の至らなかった点や反省点を総括しながら2020年度の事業計画に繋げていく所存であります。引き続き組合員の皆さまからご理解とご協力をお願いする次第です。

今通常総代会開催にあたり、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、総代の皆さまの感染リスクなどを考慮し、書面出席による総代会参加の方法もある旨ご案内させていただき「3密(密閉・密集・密接)」にならないよう出来る限りの対策を行うことといたしました。また、県下18会場で開催予定でありました「春の地区別総代会議」は同様の理由により全会場中止とさせていただきました。直接に組合員の皆さまからの声を聞ける場が無くなり、非常に残念に思っているところです。

昨年は、元号が平成から令和に変わり、新しい時代の到来に期待をされた方も多くおられたと思います。しかし、台風15号や19号をはじめとした自然災害が例年にも増して多く発生し、組合員の皆さまからも緊急支援募金の取り組みをお願いし、多くの募金が寄せられましたが被災地はまだまだ復興の途中であります。また、消費税が10月から引き上げられ、増税前の駆け込み需要と景気対策としてキャッシュレスでのポイント還元などがあったものの、やはり増税後は消費マインドの落ち込みから10月以降の景気はマイナス成長となっています。そして、全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は、日本でも主要都市を中心に感染者が増加し続けており、かつてないほど人々の生命と平穏なくらしを脅かしています。コープデリ連合会では「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を策定し、コープクルコもその基本方針の下で各種会議や組合員活動の中止などとともに、職員の健康管理の徹底など感染防止を強力に進めてまいりました。

このような状況の中での2019年度の事業実績は、宅配事業、夕食宅配事業共に計画達成には至りませんでした。この事業計画に届かなかった要因は様々ありますが、計画を達成できなかったことをまずは組合員の皆さまにお詫び申し上げ、なぜ2019年度事業計画が達成できなかったのか、その総括を行い2020年度の事業計画に活かして、計画達成に向けて進めてまいります。

昨年の総代会で確認いただいた、コープにいがたと設置した「組織検討委員会」では将来の両生協のあり方を検討いたしました。その検討の結果、「組織合同(合併)に向けて協議をすすめる」ことを確認いたしました。県内の生協運動をいっそう発展させるため、そして何と言っても組合員の皆さまのご期待に応えるために今後、両生協で協議をすすめてまいります。

コープクルコは2017年に新潟県総合生協から宅配事業を譲り受け、創立して4年目の生協です。まだまだ財務基盤は万全ではありません。2019年度に続き2020年度も赤字予算を組まざるを得ない状況です。2022年度の損益の黒字化を達成するために2019年度から3カ年計画で「経営構造改革」に取り組んでまいりました。人事諸制度や所定内労働時間の見直しを行うなど、コープクルコに働く職員の皆さんには大変な痛みを伴う取り組みとなります。この痛みにもかかわらず日々業務に奮闘いただいている職員の皆さんに改めて感謝申し上げる次第です。また、労働組合の立場からも労組員の取りまとめに尽力いただいたコープクルコユニオンの執行部のみなさんにも感謝申し上げます。コープクルコに働く役職員全員の知恵と情熱で、2022年度と言わず早い段階での黒字化を達成し組合員の皆さまへのご期待に応えるべく、奮闘努力することをお約束いたします。

新型コロナウイルス感染症による社会や経済の混乱はまだまだ先が見通せませんが、このような時こそ生活協同組合としての存在意義があるのではないでしょうか。生協の「助け合う精神」で、「SDGs(持続可能な開発目標)」の「誰一人取り残さない」、「誰もが安心して暮らせる持続可能な社会」の実現を目指してこれからも活動してまいりますので、組合員の皆さまの引き続きのご利用とご協力をよろしくお願い申し上げます。

2020年度もコープクルコの活動に大いにご期待下さい。

生活協同組合コープクルコ
理事長 山口 栄